こんにちは。
今回は、Upworkの案件の確認の仕方について書いていこうと思います。
案件の内容確認の方法(簡易)
今回は例として、1つ案件を共有します。
毎日のように案件は流れてきますが、今回シェアするのは私なりの案件の確認方法なので、人によって少しずつ見方が異なっている場合がありますが、概ね似たような感じかなと思っています。
今回もJapaneseで検索した場合を想定します。
今回はこの案件を元に見ていこうと思います。
Payment verified
まず私は、必ずPayment verified がついている案件でなければ申請することはありません。
このようなマークがついていない案件に関しては(ついていてもだけど)、支払い状況に問題があるか支払い方法の申請中ですので、この承認のマークが付くまでは手を出さない方が無難だと判断しています。
今回の案件にもしっかりとついています。
評価(星)
Payment verified の横についている星は、フリーランサーからの評価の値です。
無論、星が多い方が評価が高いクライアントとなっています。
このクライアントは星5つなのでこれまでにトラブルがなかったのかなと推測できます。
これまでに支払った額
その横にある spent という表現は、これまでにこのクライアントがフリーランサーに対して支払った額の総額です。
このクライアントの場合、$60K となっているので、過去に60000USD以上の金額をフリーランサーに対して支払っていることになります。つまり、大きな案件を持っているか、複数の細かい案件でこれまでにそれだけの金額を支払い、正当な評価を受けているため、優良クライアントなのかな?と推測できます。
クライアントの所在地
次はクライアントの所在地についてです。
今回のこのクライアントはIndiaとなっていますので、インドのクライアントということになります。人によって気にしたり気にしなかったりとあるかもしれませんが、私はあまり気にしません。
特定の国のクライアントとやりとりしたくないなど、条件があればここを参考にしてみてください。
Connects to apply
次はConnects to apply についてです。
これは、この案件に応募する際に必要な connects の数で、今回の案件の場合は4つ必要になります。
Connects については、前回の記事で説明しています。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://saigonovietnam.com/bussiness/howtosearchjobsinupwork/ target=]
簡単に説明すれば、connects とはUpwork上のお金やチケットのようなもので、案件に自分から応募する場合には必ず必要になるものです。
大体 2 connects から 8 connects まで必要になり、案件の額が大きくなればなるほど必要になる connects の数が多くなる傾向にあります。
募集内容
これは言わずもがな、必ず確認する必要があるものです。
今回の例で言えば、英語から日本語の翻訳で Proofreading (校正)、医療関係の書類を早急に翻訳できる人を募集している、ということが題名から読み取ることができます。
案件の値段
題名の下には、簡単な概要が書かれています。
Fixed-price は固定価格、Intermediateは中級レベル、予算は5ドルで9時間前に投稿されたことが分かります。
特に予算に関してと、どのくらい前に投稿されたかというのはチェックすべきかと思います。
投稿された時間を見る理由
投稿された時間から、すでに時間が経過してしまっている場合には、案件をゲットできる確率が下がると思っています。できるだけUpworkにログインして案件をこまめに確認する習慣をつけていれば、いい案件を逃すことなく応募できる可能性も高まります。正直、即反応即レスくらいの心意気の方が、圧倒的に案件をゲットできる確率は高まると思っています。
募集内容の詳細について知る
次に、募集内容の詳細について説明していきます。
詳細な募集内容文
このように、募集についての詳細が書かれています。
内容については、それぞれの募集によって内容が異なりますので、ここではこの内容について詳細に説明することはしませんが、医療系の書類の校正で300文字程度の文字の量であることは分かります。
ここの募集で詳細を書いていないもの、実際に連絡したら書かれていることと全く違うことをやらされそうになったりする、なんてこともないとは言えません(違う記事で書きます)
添付資料・サンプル
案件によっては Attachment が載っている場合があります。
これは、実際にやってほしいものの情報であったり、やってほしいものの一部の情報であったりと様々です。こちらにもしサンプルなどがある場合には、これをダウンロードして出来るかどうか判断する、ということもできたりします。
Project type
これは、プロジェクトの期間や種類について記載してあります。
One-time projectの場合には、基本的に1回限りの契約で実施されるもので、長期的な案件ではないということ。
Ongoing projectの場合には、継続して続く(見込み)がある案件のことを指します。
Activity on this job
次に見なければいけないのは、この欄です。
これは今この仕事が、募集に対してどの程度の人数が集まっているかを表したものです。
Interviewing は、現在面接(コンタクトを取っている)の人の数
Invites sent は、クライアントから案件に対する招待状を送った人の数
Unanswered invites は、その招待に対して返事が来ていない数の総数になります。
特に見なければいけないのは、このInterviewingの数で、この数がすでに多くなっていると新規で応募しても採用される可能性が低くくなる可能性が高いです。
違う案件ですが、すでにこのようにInterviewingの数が増えている場合には、狙い目ではないのかもしれないと推測して、違う案件に応募することもあります。
また、このようにすでに Hires (採用)となっている場合もあるので、大量に採用する案件ではない場合には注意が必要です。
応募したり保存したりする
実際に案件に応募したり、後から再度確認したりするためにはこのボタンを活用します。
Apply Now は、今応募するということ、Save jobは、後から見返すために保存しておくということです。
Send a proposal for とは、この案件に応募するために必要な Connectsの数を表しています。
Flag As inappropriate?
Inappropriate とは、不適切であるという表現になるため、この場合の意味としては「この募集案件は不適切です」と運営に報告するためのボタンです。不適切な案件なんかあるの?と思いがちかもしれませんが、普通に結構あります。それで騙されそうになる人もいて、注意が必要ですが、慣れてくれば何か怪しい案件だということは察知できるようになってきます。
このようにして、不適切と判断されるための種類を選択して、提出することができるようになっています。
これまで会ってきた中で多いのは、外部リンク誘導、TelegramやWechatなどを経由してほしいと頼まれるなどがありますが、いずれも詐欺案件である可能性が高く、規約違反ですので絶対に関わらないことをお勧めします。そこで詐欺に遭遇しても、誰も助けてくれませんし、完全なる自己責任になってしまいます。
About this Client
次にクライアントの情報について見る方法です。
ここから読み取れるのは、
- 支払い方法の承認の有無
- レビュー(星)と、コメントの有無
- クライアントの所在地
- これまでの仕事の依頼数
- 支払い額
- 会社の事業内容と規模
- Upworkに登録してからの期間
になります。
フリーランサーからのクライアントの評価については、案件のページの下から確認することができます。
まとめ
今回は案件の実際の見方について紹介しました。
案件を実際に見て、応募できそうな案件には積極的に応募していく必要があると思いますが、Connectsと時間を無駄にしないためにも、積極的でありながらも、慎重に情報を考察して、リスクを避けていくことが必要になってくると思います。
今回、詐欺や誘導の案件、実際に詐欺案件に応募した場合どうなるのか?ということについては書ききれませんでした。
次回、そういった詐欺にあった場合の対応などについてシェアしていければと思います。
以上!