こんにちは。
Benjamin です。
今回は、Upworkでの実際の案件の見方について紹介していこうと思います。
これも人によって様々あると思いますので、参考程度にしてみてください。
Search for job を使う
まずは、トップページ上部にある Search for job を使って仕事を探していきます。
ここで自分がしたい仕事や出来る仕事などを検索していくことになります。
もしくは、最上部にあるこちらからでも大丈夫です。
今回はここに Japanese と入れて検索をかけてみましょう。
Japanese と入れて検索してみると、678件の仕事が見つかりました。
もちろんこれの中には、募集文の中に Japanese と入っているだけなので、対応する言語同士の翻訳の仕事がない可能性もあります。
Sort : Newest というのは最新順にならんでいるということです。
Relevance は関連性(関連の高い順でしょうか)
Client spend は、おそらく募集をかけてからの経過時間か、クライアントがUpwork に参入してからの期間を表すものだと思います。
Rating はクライアントの評価順のことです。
もちろんこの全てに応募することはできないので、この中から自分の能力や出来ることに見合った仕事に応募していくことになります。(全てに応募が難しい理由は後から説明します)
募集内容の見方
次に募集内容を確認していきます。
まずは1番上に出ている部分から解説していきます。
Experience level
Experience level とは、経験のレベルのことです。
上から、入門レベル・中級レベル・専門レベルとなります。
Expert 以外のレベルに関しては、正直そこまで気にする必要はないのではと思っていますが、もし心配であれば始めた頃はEnrty level で試してみるのもありかと考えます。
Job type
次に仕事の種類についてです。
Hourly とはつまり時給での仕事のことで、$○でプロジェクトをしてほしいという案件ではなく、1時間につき$○のような募集の仕方をしているような案件になります。
前回のブログでもこの Hourly について触れておりますので、参考にしてみてください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://saigonovietnam.com/bussiness/howtostartupworkjob/ target=]
ここでは単純な時給制での仕事と時給における最低と最高の金額を入力して検索することが可能になっています。
Number of proposals
次に Number of proposals についてです。
この人数はあまり気にしたことがありませんが、募集人数のことだと思われます。
プロジェクトにもよりますが、ボリュームによっては大量に採用されるパターンもあり、初心者であればこの募集人数が多い仕事を狙って実績を稼ぐというのもありかと思います。
Client info
これは、クライアントの情報を絞れるものです。
My previous clients とは、以前に仕事をしたことがあるクライアントのことで、場合によっては以前仕事をしているクライアントなので、次のプロジェクトの際にも採用されやすいといったメリットもあるかなと感じていますし、どのようなクライアントか分かっているので、地雷系クライアントを意図的に避けることができます。
verified or unverified?
次に Payment verified という項目がありますが、個人的にはこの項目は1番重要だと感じています。
Payment verified とはつまり、支払いの認証を受けているかどうかということで、銀行口座やその他クライアントがフリーランサーに支払う方法をきちんと認証を受けた形で証明できているかどうかの指針になります。
このマークが、認証を受けているというUpwork側からの承認です。
payment unverified とはつまりUpwork側から支払い方法の承認を受けていないクライアントです。
私はいつも仕事を受ける時には、必ずこのverifiedを受けているクライアントの中から仕事を探すようにしています。
Upwork 公式からのアナウンスによれば、このunverifiedという表示はクライアントが支払い方法の承認待ちをしているか、クレジットカード等の期限切れなどにより既存の支払い方法に何かしらの問題が発生している場合にこの状態になると説明されています。
給料が支払われないなんてことあるのか…とか考えることもあるかもしれませんが、難癖をつけられたり、色々な理由で支払われないなんてことはザラにある話なので、守れる身は自分で守る努力をするのが賢明だと思います。
Client history
次にClient historyについてです。
これは、このクライアントが過去に別の(自分も含む)フリーランサーを採用した経験があるかどうかを表すもので、例えばNo hireの場合にはUpworkで仕事を初めて依頼するクライアントが多数を占めると思います。逆に10+ hiresのクライアントであれば、過去に多くのフリーランサーを採用しているので、評価によっては経験豊富でいいクライアントの可能性があります。
Client location
次は Client locationについてです。
これは、クライアントがどこの国の人・会社であるかを選べるものです。
これがある理由はよく分かりませんが、例えばアメリカの会社と仕事がしたいとかフランスの会社と仕事がしたい、この国のクライアントとは仕事がしたくないなどと選べるようになっているのかなと推測します。
Client time zones
次はtime zoneについてです。
タイムゾーンとは、それぞれの国が属している時間帯のことです。
タイムゾーンには、JST・GMT・UTCと呼ばれる種類の考え方があり、それぞれ異なった場所から考えた時差を計測できる指針のことです。
JST
JSTとは Japan Standard Time の略で、つまり日本の標準時間を基準にしたタイムゾーンのことになります。ちなみにUpworkで、このJSTを使った基準時で話したことはありません。
GMT
GMTとは Greenwich Mean Time の略で、イギリスのグリニッジ天文台を標準時にしたタイムゾーンになります。
日本は、このGMTを基準時として場合は GMT+9というのが日本の現在時のことになりますので、クライアントとの時間調整・提出期限を図る場合、この時間を計算して取り組んでみてください。
UTC
さらにUTCは、Universal Time Coordinated の略で、GMTをさらに調整したタイムゾーンを考える上での協定世界時となります。
Upworkのクライアントは、アメリカや欧米のクライアントも多く、時差が発生する場合が多々あります。アジア圏(例えばシンガポールや中国など)であれば2〜3時間程度の時差で済みますが、アメリカの場合は、昼夜がほとんど逆転している場合(こちらの夜10時がアメリカの朝10時みたいな)もありますので、特に副業で考えられている方は注意してください。
専業でフリーランスの仕事をしている人の中には、クライアントの時間に合わせて夜から仕事を開始する人もいるくらいですし、私も場合によっては夜中から仕事を開始しなければいけない状況も多々ありました。
あまりにも夜中すぎてできない場合には、私は「こちらは夜中なので、朝起きてからでもいい?」と正直に伝えます。緊急の場合はその限りではありません。
Talent clouds
これは、招待制のコミュニティーのようなもので、Upworkからの特別なオファーがなければそのコミュニティーに参加することができないものです。
普通にUpworkを始めた人の場合には、この欄は空欄となっているはずなので、特に気にする必要はないですが、もしコミュニティーに参加している場合には、この中から求人中の仕事を検索することが可能です。
Project length
これは、プロジェクトの長さを表したものです。
Less than one month は、大体の場合1回限りのプロジェクトを指す場合が多いですが、短期間でやってほしいプロジェクトを募集している場合にはこの表記がなされている場合があります。
それ以外の1 to 3 months や 3 to 6 months は、プロジェクトの規模や実施開始日によっても異なってきます。
単発の案件でもこのような表記をしている場合がありますので、一概に期間の部分は気にしすぎる必要はないのかもしれません。
More than 6 months も同様です。基本的にクライアントとフリーランサーは契約によって仕事を行いますので、極端な話、契約を切られてしまえばどれくらい長いスパンで仕事を考えていても終了する時は終了します。これがフリーランサーと会社員の大きな違いだと思います。(欧米の会社では当たり前のようですが)
Hours per week
これは、長いスパンのプロジェクトの場合に週に、何時間働くかの取り決めがある場合の時間数です。
例えば Less than 30 hrs/week の場合で考えてみましょう。
Hours rate が $10 の場合で週に20時間働くことを提示されたとします。
$10からUpwork手数料10%を引かれた$9で20時間働くことで週に$180の計算になります。
仮に5時間でも3時間でも同じように Less than 30 hrs/week となりますので、その辺はプロジェクトごとで変わってくると考えてください。
More than 30 hrs/week の場合には、たいてい週に40時間以内が取り決めになることが多いので、先ほどの時給$10の計算で行けば週に$360稼げる計算になるということです。
専業のフリーランサーでもなければ週に40時間確保することはかなり大変だと思いますので、その辺はご自身がUpworkに充てることができる時間を元に計算されてみるといいと思います。
Connects needed
これは、Upwork独自のシステムと言っていいと思いますが、プロジェクトに応募する際には、このconnectと呼ばれるUpwork上のお金のようなものが必要になります。
これが不足すると自身で購入する必要がでてきます。
案件で稼げる金額が大きくなればなるほど、このconnectが多く必要になる傾向があります。
購入の仕方は、案件に直接応募する際に購入することも可能ですし
User settings の、Membership & Connects の中から購入することも可能です。
Available Connects というのが現在持っているConnectの数です。
購入したい場合には、このBuy Connects から
Select the amount to buy というところで、買いたい数を選び購入します。
10 for $1.50ということで、10個でおおよそ200円から250円の間くらいの金額になります。
これだけ見れば安く感じますが、例えば$5の案件を受注して受け取ったとしても、それの約半分くらいはこのConnect新規購入費用として消えていくということです。
最近では、1案件ごとに8 connectsも必要になる案件も多く、1つの案件に「応募するだけ」でそれだけ取られるということです。
「応募するだけ」です。採用されるわけではありません。
小さく見れば大したことのないものでも、長く見るとジワジワと財布を削っていくような出費になりますね。
ちなみにたくさん買うこともできます。めんどくさければまとめて買うことも検討してみてください。
Contract-to-fire
最後はこのContract to fireという欄です。
この契約は、フルタイムでの仕事になる可能性があります、と書かれています。
実際この案件からどれほどの割合でフルタイム契約になるかは不明ですが、そこまで気にしすぎる必要はないのではないかと感じています。
おそらく、何かしらの理由があってこの欄があるのだと推測します。
まとめ
今回は、募集されている案件の見方、検索の仕方について紹介しました。
初めは、自分の働きたい条件と照らし合わせて色々調べてみるといいと思います。
それでは以上!